2019年7月11日にクラブツーリズムで開催されたバリアフリー旅行に参加してまいりました。
今回は、一般参加という形で見させていただいております。
(イベント概要)「トラベルサポーターと一緒に・・・お食事+散策交流会」
現地集合 現地解散
集合 押上駅
銀座アスターSUBARU にて昼食
墨田水族館 にてペンギンの餌付けを鑑賞
その他自由行動 自由解散
(目的)実際に車いすを使用している方がどのように体験できているのか確認
このイベントの目的はトラベルサポーターさんを育成するためのものとなります。
トラベルサポーターさんとは、
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トラベルサポーターとは、必要なお手伝いをしながらご自身も旅行代金の一部を負担し、旅を楽しみながら同行する「旅仲間」です。
介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)以上の介護資格を持つ方々なので、旅行中のサポートを安心してお任せいただけます。
決して雇われた介護者として同行するのではなく、お客様と一緒に旅を楽しみ、その道中でそれぞれに必要なお手伝いをさせていただく「旅仲間」であり、皆さん「旅が好き、人が好き」という気持ちで集まって下さっています。
(クラブツーリズムHPより https://www.club-t.com/travel-supporter/)
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今回ご縁があり参加させていただきました。
まず集合からです。
トラベルサポーターさんたちは、約一時間ほど早く集合します。
軽く挨拶をして、参加者の方のお迎えに駅のロータリーに向かいます。
ソラマチにて車いすを数台借りています。
参加者1名に対し トラベルサポーターさん1名つきます。
車いすを押しつつ 銀座アスターSUBARU さんに移動
まだ開始時間に早かったので、景色の見えるスペースにて待機していました。
私は、ほとんどの方が初めましてだったのでご挨拶を色々させていただいております。
参加者およびトラベルサポーターの方は皆さん顔なじみのようで、全員会話がはずんでいらっし
ゃいました。
お手洗いに行きたい方は介助していかれています。
銀座アスターSUBARU さんに入店。
クラブツーリズムの方の案内で、20名ほど入れる会場と、一般のお客様のいらっしゃる席二手にわかれてご案内されていました。
お食事は常食です。
目の前に座られていた方がお箸をもっていわれた感想が「軽いお箸でよかったわ」とおっしゃっていました。
そこで、スプーンを持っていただいております。
そうしたところ、「私にはちょっと重いかしら」とのことでした。
持てないわけではないので、召し上がっていました。
開催が二か月に一度ということなので、会話が皆様はずんでいました。
食後はほとんどの方がトイレにいかれていました。
その時もトラベルサポーターの方がサポートしてトイレにいかれています。
その後は墨田水族館に各自移動になりました。
エレベーターで数回分けて移動しなければならないので、移動時間に余裕をもって対応されていました。
新しくできた施設なので、施設内は段差は少なかったです。
墨田水族館の中は最初エレベーターの利用が必要ですが、中に入ってしまえば、スロープがあるので移動はスムーズです。
一部暗いところがあるので、車いすの方が他の利用者の方に見えにくくなっている場所がありました。
その時は「車いすとおります」とお声がけしています。
本日のメインイベント、ペンギンの餌づけを見学しています。
スロープから見えることもあり、車いすの方でもみやすい状態でした。
一緒につかせていただいた方は少し立ってみる時間帯がありましたが、ほとんどは車いすに座られて鑑賞しています。
ペンギンの餌付けの後は、自由行動自由解散となりました。
一緒につかせていただいた方はお土産が見たいとのことでしたので、水族館のお土産コーナーに移動しています。
お土産コーナーは平日のこともあり、人が少ない状態でした。
そのため、車いすでもゆっくりみて回れる環境でした。
その後、コーヒーショップにて休憩をしています。
コーヒーはトラベルサポーターさんが買って、席にもっていっています。
テーブルが高いコーヒーショップだったため、椅子の上にコーヒーを置いて対応していました。
その後、タクシーに乗るために一緒にタクシーを待つことになりました。
ご本人をタクシーに乗せるために、移動のお手伝いをしています。
お見送りして、当日のイベントは終了となります。
その後イベントを企画したトラベルサポーターさん達の反省会が行われます。
(感想)
車いすの方の体の状態は、軽度の方から重度の方までさまざまいらっしゃいます。
それぞれの方に対応できるトラベルサポーターさんがいるのは、参加者の方は心強いと思います。
車いすの方はお手伝いしてもらいたい部分がそれぞれ違います。
求められたときに手を差し伸べられる環境にあると、外出することも今までよりは困難でなくなるのではないかと感じました。